カテゴリ
以前の記事
2018年 09月 2018年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2012年 10月 2012年 07月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 07月 2011年 04月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 01月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 フォロー中のブログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
1 2008年 04月 23日
杉本貴志さんの講演会に行って参りました。
講演会タイトルは「デザインの発想と風景」というもの。 冷たさと温かさが心地よく同居している、そしてダイナミックな、 杉本さん作品の雰囲気がとても好きです。 今回の講演会で、それら作品群はどんなものから発想を得ているのか、 をかいま見る事が出来ました。 私が感じ取った杉本さんの発想のキーワードとしては、 五感、風土、体験、経年変化。 沢山の旅の写真、旅先の食事の写真などを背景にしながら、 杉本さんのデザインの発想が、かなり直感的なものである事が 分かりました。 ベトナムだったか、バリだったかのお話でしたが、 「家具職人に家具を頼むと、かなりのんびり制作する。 しかも、作り途中は屋外にあまざらしに放置している為、 出来上がった時には既に中古みたいな味が出ている。 それがまたいいんですよ〜。」と。 その感覚、とても良く分かります。 ヨーロッパのモダンなデザイン家具とどちらがいいか、という 同じ土俵に乗るものではないですが、自然の力が加わったものに、 得も言われぬ強さがある事は確かです。 講演会の最後は 「日本人は服を持ちすぎている」という話題でしめくくられた (というか時間切れだった)のですが、ジーンズやシャツを何十枚と持っている、 というのは日本人独特のようですね。 杉本さんのデザインソースの広さ、深さをかいま見ながら、 1週間ですら毎日違う服が着られない、祖父母が使っていた味噌汁茶碗を譲り受けて 使っている、そんな自分の生活にちょっとだけ自信が持てたのでした。 ishi@ ▲
by invisible-design
| 2008-04-23 18:19
| デザイン
2008年 04月 18日
都内に行く用事がある日は、なるべく多くの用事をまとめます。
今日は TAKEO PAPER SHOW、ギャラリー間、銀座gggをまとめて 見てきました。 ![]() 今回のTAKEO PAPER SHOWは、スタッフとのやりとりが とてもやりやすい会場構成と感じました。 いつもは、その紙独自の特性を生かした作品が並んでいるので、 その紙が得意とする加工方法は分かりやすいのですが、 今回は、違う紙を使いながらも、 作品は全て同じ(箱入りのステーショナリーキット)、という展示でしたので、 その紙が得意としない加工方法、も若干分かって興味深かったです。 次はギャラリー間へ。 杉本貴志さんの「鉄」と「水」による茶室の展示でした。 いずれも、茶室らしくない、精神統一しにくい雰囲気が独特でした。 中に入ると、心が動かされてしまうというか、 リズミカルな、面白い空間でした。 ギャラリー間で偶然、Emotional Space Designの渡辺太郎さんご夫妻に お会いし、そのまま事務所へお邪魔させていただき、 色々と貴重なお話を聞くことが出来ました。 予想外の楽しい遭遇でした。 その後銀座gggのTDC展へ。 個人的にはグラフィック畑の人間ですが、仕事柄純粋にグラフィックのみを 考える事が少ないので、見ていてとても新鮮。 服部一成さんのグランプリ作品に、しばし酔いしれ、というか、 目がチカチカして酔いそうになりましたが、 やはり印刷の力、文字の力は偉大です、強いです。 都内で日々多忙を極めて勤務していた頃と比べ、 ギャラリー巡りをして受けるモノが大きくなった気がします。 田舎暮らしで刺激が不足しているのか、心にゆとりが出来たのか、、 後者と思いたいですが。 ishi@ ▲
by invisible-design
| 2008-04-18 01:30
| a kind of mutter
2008年 04月 17日
月1回くらいビーチクリーンに参加しているのですが、
先日始めて「Beach Money」なる地域通貨的仕組みを知りました。 知らなかった事が恥ずかしいくらい、 湘南地方の海辺では常識らしいですね。 海岸に落ちているガラス片を、Beach Moneyと呼んで、 地元のお店でお金として使えるんです。 色別に金額が決まっているのですが、 子どもが色ガラスで駄菓子を買えたり、 色ガラスでいつものアイスクリーム屋さんでチョコのトッピングを サービスしてもらえたり、、、 動く金額は小さいですが、海もきれいになり、子ども達のエコ教育にもなり、 地域の連帯感も生まれ、、係わる人達全員が小さな幸せを得られる仕組み だと思います。 Beach Moneyが使えるお店は、店内に可愛い看板を出していますが、 そのこじんまり感がまた、構えすぎずに自然とエコを取り入れている雰囲気を 醸し出していて素敵です。 ビーチマネーについて詳しくはこちら ishi@ ▲
by invisible-design
| 2008-04-17 00:57
| a kind of mutter
2008年 04月 14日
今年の桜のシーズンはあっという間だった気がします。
お花見らしいお花見は出来なかったのですが、 休日の海からの帰り道、川べりにきれいに咲いている桜の花を眺めながら 散歩していました。 すると主人が一言 「さくらって、よく見るときたない。」 日本人たるものが何て暴言を!と思いましたが、確かに。。 さくらは「ひとかたまりのボリューム」あるいは「風景の一部」として 遠巻きに眺めるからこそ美しく、その雰囲気に酔えるのでしょうね。 花弁の周りの茶色くなりつつある部分や、雌しべや雄しべが じっくり見えるところまで寄るマクロな視点は、 さくらの楽しみ方としては無粋でしょう。。 お酒も進まないというものです。 デザインされたものは、そのものが風景の中、 あるいは室内にあるたたずまいも美しく、 また至近距離で見ても耐えるものにしないといけない場合がほとんど。 「よく見てもきれい」なデザインを心がけたいです。。 ishi@ ▲
by invisible-design
| 2008-04-14 21:52
| a kind of mutter
2008年 04月 13日
考えていることの客観性を確認するためにネット検索は大変便利である。
こんなコラムを見ていたら、中にひっかかる言葉がありました。 居間だからブランド品 「高画質→ブランド力向上」がまだ機能? の見出しの三行目あたり (こんな形でリンクをさせていただいても良いのでしょうか?<ー本当は良くないでしょうかね。) ここでの内容は モジュラー化/水平分業化 VS インテグラル型/垂直統合モデルで、 そちらも大変興味深いです。 kiri@ ▲
by invisible-design
| 2008-04-13 17:38
| デザイン
2008年 04月 13日
工業デザインは、流行を形にすることも流行を作ることもできるが、長く使われることや、広い世界の多くの人に使われるいわゆる土地や時間を越えて普遍性を持つことはデザイナーにとっての喜びではないでしょうか。ただ、デザインという行為は一度であり、ビジネスとしてはうれしくないかもしれない。
デザイン料も成功報酬としての評価が取り入れられると良いのですが。 さて、建築のデザインでは、その土地に合わせて都度デザインするいわゆる特殊解です。 インターナショナルスタイル、機能主義から、モダニズムへと動きがそれにあたると思いますが、技術の進歩によって、また逆に戻っているような気がします。 他方、量産を前提とする工業デザインは普遍的な価値を持ち得ることが求められると思います。一時的な流行に流されないデザインで、長く使われることを前提に考えるならば、(成功確約で設備投資が可能であれば)生産、流通などの今の常識を超えた範囲でのデザイン提案ができるのではないでしょうか。 工業製品の分野でも少量多品種型を前提にしなければならない現在では、普遍的な枠組みと特殊解に対応するアジャスト部分とを分けて考え、コストと魅力をバランスさせることが重要だと感じます。(車でいうとシャシーとボディ) 私の専門は建築ですが、この2つの考え方を建築の世界にうまく組み入れたいと考えます。それは、プレファブ住宅まで完全なものではない代わりに、不完全でありながら住宅以外にも展開の可能性が見出せるような枠組みの提案です。 デザインの本質は、このアジャスト部分、つまり見えている部分ボディの造形論になりそうですが、肝心なのはシャシーにあたる枠組みのをも含めた汎用性で普遍的な価値を作り上げることではないでしょうか。 kiri@ ▲
by invisible-design
| 2008-04-13 14:48
| デザイン
2008年 04月 10日
この世界はグローバルな仕組みによって動いているんだな、とモノレールから併走する首都高横羽線の車を見ながら感じた。
誰言われるでもなく、「約束」や「ルール」等によって経済活動が営まれている。 話が大きくなりすぎましたが、過日、渋滞している車がみな同じ方向を向いて徐行している様を客観視してそう感じました。 サラリーマンは、会社の歯車だといわれますが、社員に歯車になってもらうことで、利潤を生む大きな回転の力を発生させる仕組みを作り上げることこそ、会社の経営であると思う。 歯車が勝手な動きをしては会社は回らないし、安心して歯車であることだけで利益が生まれないならば、会社経営の仕組みができていないことになると思う。 最初のブログで紹介した勝間さんの本の中に「賢者に搾取される危険な時代」とありました。 たしかに、今の社会はその仕組みをいかに作り上げるかが味噌で、うまく仕組みを作れる人を賢者と定義しているのだろうと私は解釈しています。ネット上では賢者がたくさんいますね。 社名を考えていたとき、「仕組み」という案もありましたが、あまりに直接的で止めました。 ただ、この仕組みこそが「目に見えないもっとも重要な部分」で、ここをデザインしたいという気持ちが今の社名に込められています。 私も早く仕組みを手に入れて、賢者の仲間入りをしてみたいものです。 kiri@ ▲
by invisible-design
| 2008-04-10 22:43
| a kind of mutter
2008年 04月 03日
天気の良い日は自転車通勤をしています。
自転車通勤を始めて敏感になったことが2つ。 1つは、その日の自然の様子について。 2つは、自分の体調について。 自転車に乗りながら受ける風や湿度の感じは、驚くほど毎日違います。 ついこの前まで肌を刺すように感じられた風が、 立春を過ぎてとてもマイルドになってきました。 出勤時の風向きによって、かかる時間が全然違うのもまた面白く、 西風が強い日はかなり時間がかかります。 自分の体調についても同じ。 折りたたみの、もちろんギア無しの小さな自転車に乗っているので、 通勤にかかる時間は自分の体調に直結しています。 最近食べ過ぎているな、と思う時はやはり重たく、息切れもします。 逆に、割と楽に出勤出来た日は、食べ物や睡眠のバランスの良い期間が続いて いた事に気づいたりします。 都内で地下鉄を乗り継いで出勤していた頃、いかに色々なものに鈍感だったか。 もう少ししたら、毎日の通勤時に、新緑と海の香りを感じられるようになるかな。 楽しみです。 ishi@ ▲
by invisible-design
| 2008-04-03 01:41
| a kind of mutter
2008年 04月 02日
なにもかも1つでまかなえるほどの高機能なものに興味があり、すぐ飛びついてしまう。
デザイン、いわゆる造形的に見ると、単機能でプリミティブな形態であるほうが美しくまとまるような気がしますが。。。 日進月歩の技術は、その両立を可能にするけれど、さらに高度な機能要求を発生させる堂々巡りでもあると感じます。 さて、そんな携帯電話ですが、カメラつき(中途半端ではだめです)~簡易PCのように使えるスマートフォンへ展開しています。 さりげなくふるまえる感を演出したい私には、必携アイテムの「携帯電話」「デジカメ」「PC」の機能がほぼ1つになることは大歓迎です。 しかも、携帯電話として不自然な大きさではなく、従来と変わらず、むしろ小さく、薄くなっているほどのサイズに高機能が凝縮したモデルには心踊るものがあります。 90年代前半のバブルの全盛期に憧れた携帯電話は、そのほとんどがバッテリーではないかという重さの、受話器の様な形をしたものでした。後で知ることになりますが、私の前職の会社でデザインしたものでした。 割と早くから携帯を持っていた私は、「あいつはなー新しいモノ好きだから・・・」などと見茶化されていました。時代は変わり、いまや携帯電話を持っていないほうが変人扱いされる時代ではないでしょうか? そんな携帯ですが、人と同じではいやで、しかもキャリアの思惑に流されて利用形態を変えていくことは避けたい私は、2年ほど前からシムフリーのソニエリM600iを使っています。 同じものを見かけることは皆無で、ある種の優越感もありますが、使えるようになるまでの大変さは計り知れません。それゆえ、使いこなすこと自体が快感です。 長くなりましたが、、ちょっと前(2/14)の話、注目していた海外/国内併用で使える携帯電話に気になるモデルが発表されました。 デザイン的にもサイズ的にもいけてます。 当然UMTSで国内対応、WLANもBTもHSDPAも音楽プレーヤーもカメラもありのOSもWindows-MOBILEによるいわゆる全部いりで、ほしいモード全開ですが、15万くらいしそうですね。つまりしばらくは無理です。・・・・ (i-Phoneは国内対応に向け、W-CDMA対応の開発を進めているはずですが、まだですね。) kiri@ ご参考 M600i XPERIA ▲
by invisible-design
| 2008-04-02 13:49
| a kind of mutter
1 |
ファン申請 |
||