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2012年 10月 24日
サスティナブルやエコを考えるとき、「ケチ」との違いを考えさせられる。
私はどうやら無類のケチだと思うが、モノに固執してしまい、捨てられない。 理由は、「気に入らないものは入手しない」からだ。 考え抜いて入手したものはなかなか手放せない。 それが、機能を失ってしまったものであったとしても同様なので困ったものだ。 さらに困ったことには、入手するかどうかにとても悩む。 所有することに何らかの 「理由」 が必要なのだ。 それはあらゆるところで発揮されてしまい、最近は悩みの種になっている。 簡単に考えればよいものを、「吟味」してしまうのだ。 さて、表題のエコについて、私はエネルギーの問題を考える前に、”モノを大切にすること”だと考えている。 エコカーよりも今機能しているものを捨てるなんて、と考えるが、建築にもそんな流れがあるかもしれない。 日経アーキテクチャでは「リノベーション」の特集が続いている。 インビジブルの理念には、「モノを大切にする」ことがあるが、必ずしも経済的であるかどうかは別問題である。 「それでも直すのか?」の感であるが、ケチな私は「それでも直す」 中古市場はGDPを押し上げないが、低成長な社会を環境に対してローインパクトで生きることは本当に経済効果を高めることにつながらないのか? 私は違うと考えている。 前の事務所の先輩からの教えがある。 「イタリアでは石畳を小さな石を敷き詰める。その理由は、人力で施工ができ、舗装材の再利用を考えるからだと。そうすることで、年配の施工者でも石畳の工事に携わることができる。しかも、厚くすることで割れを防ぎ、耐久性を高めている。 施工時間が長くなり、工事費がかさむので、現代にはそぐわないと思われるが、低成長社会を是とするなら、”インビジブルD”にも通じる大切な考え方だと思う。 人は働き、認められることで社会生活の生きがいを感じる。 経済活動と逆行しているかに見える つまらない仕事でも雇用が発生することで、高齢者でも社会活動が営める。 低成長の時代だからこそ、そんな視点が重要になると考えている。 もっとモノに愛情を。 「直して使おう」 kiri@
by invisible-design
| 2012-10-24 11:28
| サスティナブル
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