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2011年 12月 15日
先日のインビジブルデザイン(その2)
ヒルズでもそうだが、建築の「重量」と「高級感」には、やはり比例の関係が多いと感じた。 建築のデザイナーが重量のことを考えることはまれである。何より質感や、手触り感、透明感など、空間をどう演出するかが最優先であるから当然だ。機能上も、差し替えの効くスチールパーティションは、機能上音を遮蔽することが求められる。質量則に従えば、「重いほど音を通さない」こととなるため、軽いという機能が求められるか所は天井仕上げくらいか。 総じて、重量は大きくなり、地震力に耐えるためには強固な構造が必要となる。 大型車などは、大きくゆとりの車内空間を確保しながら安定感を求めるため、強固なボディが必要となり、重量が増える。そして大きなエンジンが必要となる。エコの意識が高まる小型車が増えている社会にあって、HVやEVなどのハイテク車は、その両立を目指しているように感じる。 自動車の様に、動くものは軽量化に多きなメリットがあるが、不動産といわれる建築には「軽量化」の思想は無い。建築も地震に対しては「動くもの」として捉えるので、そこには軽量化のメリットがあるはずだが、高級感との天秤には軽量化に勝ち目はなさそうだ。建築にも両立のためのハイテク技術が無いものかと思う。 ヒルズの「メタボリ展」のカプセルハウスを見て、コンセプチュアルで緊張感のある新しい試みには、軽量化が不可欠だと感じた。高級感と安定感を兼ね備えた軽量化はあり得るのだろうか?それは、ナンセンスなのだろうか? kiri@
by invisible-design
| 2011-12-15 05:08
| 建築
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